認定手続きが長引いたら通関解放制度を利用する

認定手続中に輸入者が認定手続を取りやめることを求める制度です。

TRIPS協定53条第2項に基づく制度で、一定期間内に侵害の該否が判断されない場合に輸入者からの請求により貨物の輸入が許可されます。

対象となる貨物は特許権、実用新案権、意匠権の侵害するおそれのある貨物に限られます。

また輸入差止申立てが受理されている場合に限られます。

輸入者は貨物が輸入されることにより権利者が被るおそれのある損害を担保するために必要な額の金銭を供託しなければなりません。

供託額は1、2のいづれかとなります。

ライセンス料相当額
貨物の販売によって得られる輸入者等の利益額(課税価格の20%目安)